1週間程度の旅や出張であれば、パッキングする服や下着は2-3日分程度にして、現地で洗濯することが多い。
気温が20度以上ある場所で窓が開くホテルなら問題なく乾くが、冬のヨーロッパや窓が開けられないホテルでは乾かないこともあった。
その悩みの解決策をクラウドファンディングで発見した。
「洗濯物自体をグルグル回転させることで乾かす」
携帯ハンディー乾燥機 HandySeco はそんなユニークな発想から生まれた日本製のデバイス。
やっとこの夏、手にすることができた。
無負荷状態で38回転/分、実際動かすとかなり強力だ。
タイマーは4h、6h、8h。電源ボタンを1回押すと電源が入り、2回押すと4h、3回押すと6h、4回押すと8hがセットされる。
最大耐重量は1.5kg。
温度24度、湿度50%の条件下で、Tシャツは2.5h、Yシャツは3h、トランクスは2.5h、ハンカチ0.75hで乾く。
収納時の外寸は約110×50×30mm、重量は130g。
セッティングにはコツがある。
このデバイス自体に充電機能がないので、MicroUSB-USBのケーブルでモバイルバッテリーと繋ぐ。
ケーブルは、クルクル回転する時に巻き込まれないようシャワーカーテンのパイプに固定する。
日頃からニチバンの白い布テープをカードの大きさに畳み財布に入れ携帯しているので、それを使って固定した。
私の使っているモバイルバッテリーはAnker PowerCore+ 10050。HandySeco付属のトラベルポーチに入れ、Qlipletのカラビナに引っ掛けてシャワーカーテンのパイプに吊るした。
夜寝る前にセットすれば、朝にはしっかり乾く。