Melbourneはdiversityの街。
イギリス、インド、中国、イタリア、ニュージーランド、ベトナム 、ギリシャ、スリランカ 、マレーシア、フィリピン、ドイツ、南アフリカ等世界中から、そして日本からも、様々なバックグランドを持つ人が集まってくる。
移民の居住地域は出自毎に纏まりコミュニティが形成されているが、CBD地区のど真ん中はもはや万博の様相で地元オーストラリア料理、ベトナム料理、インドネシア料理、インド料理、ギリシャ料理、中華、寿司、メキシカン等がひしめき合っている。
いろいろ食べたいのだが滞在期間中の食事の回数も限られるので、Uber Eatsで2つのレストランの味を一度に楽しむことにした。
Uber同様に日本でインストールしたアプリが現地でそのまま使え、やるべきことはお届け先の設定を自宅から宿泊先に住所に変更するだけ。
宿泊したapartment hotelはセキュリティの関係で部外者は建物の中には入れないので部屋番号を入力しなかった(自動的にエントランスまでのお届け設定になる)。
到着時には配達員から「I arrived」と通知されるのでエントランスでずっと待ち構える必要はない。
今回オーダーしたのはオーストラリア料理のHunky Doryと、ギリシャ料理のStalactites。
日本同様に配達だと店内で食べるよりも料金がやや高めに設定されている。
Hunky Doryは「申し分のない、結構な、素晴らしい、最高の」といった意味のslangでDavid Bowieの傑作アルバムのタイトルにもなっているが、ここはFish & Chipsの名店らしい。
来豪時には地魚BarramundiのFish & Chipsを食べようと思っていたので、メニューリストから探してみる。
Barramundiの料理はあることにはあるのだが グリルオンリーと書いてある。
フライにするには何の問題もなさそうだが、Fish & Chipsの名店がフライにしないというのだから、きっとそれなりの理由があるのだろう。
仕方ないのでグリルを選択、Kaleサラダも一緒に注文した。写真の箱に中にグリルしたBarramundiが入っているのだが、実際に食べてみると淡白で上品、柔らかい身をしていた。とても美味しい。
そしてギリシャ料理のStalactitesから届いたのはMixed Giro Platter(Pita Breadを追加)、Melitzanosalata(Eggplant Dip)。Mixed Giro Platterは下味をつけたlambとchikenを串焼きにして肉をほぐしたもので、かなりのボリューム感がある。
Pita Breadでwrapして食べるのが一般的だそうだ。
Melitzanosalataとの相性も良し。
これはうまかった。
ちなみに、Hunky DoryはSouth Melbourne店、Stalactitesは中華街あたりにある店で、apartment hotelまで1.5km程度。
両方とも30-40分で到着したので、待ち時間の感覚は日本と然程変わらない。
唯一日本と違ったところは、配達員が両方とも若い女性だったこと。
Diversityの街Melbourneならではの光景だろうか、東京では男性の配達員しか会ったことがないので新鮮だった。