Melbourneでのマストアイテムの一つ、Mykiカード。
Tramに乗車するために必須のカードでMetroでも使える。料金をいちいち調べる手間、慣れない通貨をカウントする手間、現地のICカードはこうした煩わしさを解消してくれる重要なツールだ。
CBD地区内ではTramが無料エリアもあるが、その中だけで過ごすのは例えれば遥々東京まで旅行に来たのに新宿と渋谷だけウロウロしているようなもの。
是非Mykiカードを手にしてMelbourneの様々な魅力を楽しもう。
Mykiのホームページには全ての7-Elevensを含む数百店舗で購入可能とあるのだが、Southern Cross駅の7-Elevensで買おうとしたところ取り扱いが無いと言われ、駅の販売機での購入を勧められた。
ちょうど在庫がなかったのかな。
店員さんに教えてもらった販売機まで移動してカードを購入する。カード本体が6AU$、top-upはひとまずミニマムの1AU$だけにして合計7AU$をクレジットカードで支払う。
ネットではtop-upの最低料金は数AU$というブログ記事もあるが、画面にディフォルト表示されている額から選択して決済してしまっているからで、自分で自由に設定し直せるようになっている。
次に、実際に乗ってみて感じたことや注意すべき点を幾つか書き留めておきたい。
まず一つ目はfree zoneではtouch on/offしないこと。
日本のバスに乗る感覚で、free zoneで無意識にtouchしてしまったことがあったのだが、料金が徴収されてしまった。これは無駄で損なことなのでしないように注意しよう。
二つ目は、top-upやbalance checkは適度にやるようにすること。
しばらくトップアップしていないままfree zone外のエリアでtouchした際、残高不足の警告音が鳴った。
Tramを降りて駅にあったMykiの自動販売機でbalance checkをして見ると何とマイナス表示、いわば借金をしている状態になっていたが、トップアップすることで無事借金返済できた。日本では残高不足は許されないものとして乗降車のプロセス設計がされているが、Melbourneでは合理性を優先させているのだろう。
ちなみに、よく使ったのはroute86、96、11の3路線。
FitzroyやCollinwoodといったのCBDの北東方面、St KildaなどCBDの南方面の移動にはこれらのrouteが欠かせないものだった。