Melbourneのレコード屋はCBD地区から出た場所に数多く存在する。
調べる限りFitzroy、Collinwood、Prahran、Brunswickなどあちこちにあるのだが、特にFitzroyとCollinwood地区のLangridge St、Smith St、Johnson Stあたりは数ブロックおきに点在しているようなので、そのあたりを散策することにした。
宿のあるCBD地区からルート86のTramに乗って北東方面へ向かおうとすると、途中のNicholson Stあたりで係員の人に降りるように言われる。
デモかなにかをやっているようで不通区間があるようだ。
Melbourneはmost liveable cityとして有名で嘸かし問題の無い街なのだろうと思っていたが、路上生活のホームレスもいるし、拡声器で抗議デモする人達もいるし、大都市が抱える一般的な課題は日常風景として当たり前に見受けられた。
実際に来なければわからないことは色々とあるものだ。
Tramで下車した場所は州議事堂の近辺だったので、MetroのParliament駅まで歩いてHurstbridge Lineに乗りVictoria Park駅まで移動する。
電車は途中で地下から地上に出るのだが、そこに流れる空気はCBD地区とは違ったゆったりとしたものに変わっていた。
無人改札を出て小さな坂を降ればそこはJohnson St、ひとまず西に進み大通りを渡ると程なくSkydiver Recordsに到着。
外光が差し込むcozyな店内は落ち着いた雰囲気だ。
多種大量のusedを売るタイプではなく、セレクトした新譜、リイシュー、usedがバランスよく揃えられている。Japaneseの専用コーナーもあって、YMOや大貫妙子のレコードも。
他の店でも大抵Japaneseコーナーがあって細野晴臣、山下達郎、大貫妙子は鉄板、スタンダードという感じだ。
ここではAustralia localのレア盤の復刻新譜をいくつか購入した。