アメリカと日本の医薬品業界ではレギュレーションが違うので、日本では認められていないものがアメリカでは製造販売されている場合がある。
例えばメラトニン。
1950年代のアメリカで、牛の松果体で生成される神経伝達物質が睡眠に効果があるとされたのがメラトニン発見の経緯で、以降研究が進み不眠症改善だけでなく、脳萎縮、認知症、アルツハイマー病予防、ピロリ菌防御、片頭痛対策、緑内障改善 等様々な効果が確認されており、アメリカではサプリメントとして一般に普及している。
一方、日本ではメラトニンは医薬品に区分され、有効性や安全性に根拠を与え、製造販売を申請した会社はないようだ。
なぜ、これだけ効果があると言われているものが製剤化されずにいるか諸説あるが、生体内に既存の物質は医薬品特許が取得できずビジネス的に旨味がないという説もあがっているが実際のところはどうだろうか。
日本ではサプリブランドとして有名なNature MadeとNatrolのものを土産として購入。
日本でも個人輸入は許可されており輸入時販売サイトもあるが、現地のスーパーで購入したほうが格段に安価だ。
次に、以前に日本で販売されていたListerineのPocketpaks。携帯性が高く、ビジネスエチケットや災害対策用の備蓄としても非常に有用だと思うのだが、日本では販売中止になっている。
一部では、保存環境によって適さない場合があるから等言われているが、それは海外でも同じ話だろう。
何か別の理由もあるのかもしれない。
最後に今回滞在したラスベガスに因んでのお土産。カジノで大金を賭ける客を意味するHigh Rollerと刻印されたコイン型のミルクチョコレート。
Las Vegas McCarran 国際空港のduty free shopで1パッケージ10$、嵩張らない大きさだったので纏めて購入。
ブルーは10000$で、緑、赤など様々な種類のコインがあった。
1パッケージに16枚のコインが入っている。