五島列島で隠れキリシタンの史跡を巡る

軍艦島クルーズが雨で散々だった日の翌日、今度は五島列島で隠れキリシタンの史跡を廻ることにした。

前日とは打って変わって朝から快晴。

この日も長崎港ターミナルから出発する。

行き先は五島列島の東側にある新上五島町の有川港。

高速船で移動時間は2時間弱だ。

殆ど揺れなかったので、船内の電源にPCを繋いで作業していたら、あっという間に到着した。

事前にレンタカーの予約をしていたので店舗で手続きしながら話を聞くと、島の北端まで1時間、南端まで1時間位が目安らしく、帰路の時間を入れると4-5時間はかかりそうだ。

レンタルプランは6時間、慌ただしくなりそうだったので、行動範囲を南側と東側に絞ることにした。

ところで、日本では2018年のユネスコ世界文化遺産以来、隠れキリシタンとは別の潜伏キリシタンという言葉が生まれている。

禁教解除後にカトリックに戻ったかどうかが区分のポイントらしいが、英語ではhidden christiansといい特に使い分けはされていないようだ。

また、カトリック側もカトリックに戻ったかどうかで違いなく、昔から同じ神の子同士と認めている。

こうした経緯もあるので、ここではhidden christiansに対応する日本語として隠れキリシタンという一単語で話を進めるので記しておきたい。

最も印象的だったのは、崖の上から俯瞰する頭ヶ島の白浜地区。

ここには外海から移住した隠れキリシタンの集落があり、明治時代に頭ケ島天主堂という赤い屋根の教会が建設された。

レンタカーを返却する1時間前に向かったところ、道の要所に警備員が立ち、頭ケ島天主堂へ行く車を制限していた。

話を聞くと、観光客の車を止める場所が少なく、上五島空港でシャトルバスの乗り換えて行って欲しいとのこと。数年前からそういう仕組みになっているらしい。

ナビで見ると空港はすぐそばなので行ってみるとシャトルバスは30分に1本の割合だという。レンタカーの返却時間に間に合わないので諦めて道を戻ると、白浜地区を見下ろす絶好のポイントを発見。ここからの眺めが素晴らしかった。

次に印象に残ったのは桐教会。

かなり狭い道を入ったりするので行きにくいかもしれないが、高台の斜面にある教会からの眺めは印象深いものだった。

もう一つ、島の内陸部にある鯛ノ浦教会も中々素敵な佇まい。

若松島のキリシタン洞窟にも行ってみたかったが、事前予約して船を出さないと辿り着けないとのことで、今回は見送ることにした。

帰りは長崎港には戻らず、カーフェリーで佐世保へ向かうため、出発まで有川港のターミナルロビーで待つことに。

五島列島で栄えた捕鯨とこの島にゆかりのある坂本龍馬のオブジェクトがコラボする独特な空間だった。

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