MacBook Air を分解、クリーニングする方法

IMG_7836私の所有しているMacBook AirはMid 2011モデルで、もう9年近く使っていることになるか。

PCに手を入れることはあまりしないが、過去にディスク増強のために分解したことがある。

新たにリプレースしたディスクはTranscend SSD 1TB。

それ迄もSDカードにバックアップしたり、今は亡きFREECOMの1TB版mobile driveを買ってitunesのマウント先にしたこともあったが、数十GB単位でデータ転送する際の速度と品質に信頼性が感じられず、本体に手を入れるしかないと決めた。

Appleに発注すれば超高額で増強してくれることもわかっていたが、Apple Careに入っているわけでもく分解による保証無効といったことも関係ないし、コストセーブの利点もあるので自分でやってみることにしたのだ。

実際にやってみると、256GBから一気に1TBまで拡張したので、大量に所有していた楽曲データを定期的に消去する手間やストレスが減り非常に使い勝手がよくなった。

ディスクはamazonで発注したが、分解に必要なドライバーその他必要なものは全部同梱され、示されている手順も極めてシンプルだった。短時間で修理を終え、分解行為に対するハードルを低くする経験になった。

それから更に数年経過した今、PC底のゴム足(英語だとbottom caseと言うようだ)が取れていたり、それをガムテープで補強していたことによるベタつきが看過できないレベルに達していたので、再び自力でメンテナンスしようと思い立つ。IMG_7844ゴム足はamazonでも販売しており、PC底面のネジを外すためのドライバー、全てのネジの予備と一緒にゴム足が同梱されてきた。IMG_7842ゴム足のPC接面には強力な接着シールが貼られている。

私の場合はあちこち持ち運ぶ中でゴム足がとれてしまっただけ(密着しているゴム足を引き剥がす作業が不要)なので、分解せずゴム足を貼り付けるだけで完了なのだが、PC内部のクリーニングも兼ねドバイバーで分解に着手する。IMG_7837IMG_7846予想通りPCの中はファン部をはじめエアフローの導線近辺に埃がかなり溜まっている状態で、エアダスターや綿棒、掃除機で埃を除去。部屋を掃除すると気分が爽やかになるように、PCクリーニングでも爽快感を味わえる。

分解したボディーはガムテープのベタベタ感を取り除くため、シール剥がし剤(ヘンケルジャパン社 LOCTITE)を使うことにした。IMG_7843Used recordに貼られている値札シールなどを剥がすために買ったものだが、こんなことに役立つとは思いもよらないものだ。

PC底面に貼り付けた補強用ガムテープを剥がして、シール剥がし剤を噴射、ボトル付属のヘラで粘りを削り取っていく。折角の機会なので底面全体をクリーニングし、ベタベタ感が消え綺麗になったところでゴム足を接着する。IMG_7840私は横になりながらPCを使うことがよくあり、PC底面を手で持って支えたり、その手でキーボードを打鍵するのだが、それによってキーボード部にもガムテープのベタベタ感が広がった感じもしていたため、そのクリーニングにもチャレンジ。

もう9年も使っているし壊れた壊れたでいだろうと、ネットでキーボード部を分解している人の動画や記事を参考にしながら、

まず復元時に参照するキーボードの写真をとり、

キーを一つ一つ丁寧に取り外し、

取り外したキーをハンドウォッシャーで洗って漬け置き、IMG_7838キーを風通しのよいところで乾かし、

本体キーボード部の溝に溜まった汚れを竹串、綿棒、エアダスターで掃除をし、IMG_7839キーを一つ一つ丁寧に取り付ける、

といった工程で進めることに。

一番時間がかかるのは本体キーボード部の溝に溜まった汚れの除去。

汚れに粘度があるので一番役に立ったのは竹串か、このフェーズでは根気よくやり続けることが最も重要だ。

ちなみにこの記事冒頭の写真はクリーニングを終え、キーを一つ一つ取り付けている途中のもの。

手数をかけた甲斐あって、クリーニング後の使用感は極めて快適。IMG_7845ベタベタした感じが消え、長く使っていても気にならない。

ただ、キーを取り外した際に力を入れすぎたのか、付け直してもしっかり嵌っていないように感じたり、反応が時々悪くなるキーが2つ3つあるが、もともと外れ気味のキーが幾つもある状態で使い続けてきた私のような人にとっては致命的ではない。

やや脱線するが、MacBook Air Mid 2011モデルは、現時点の最新OS Catalinaにアップグレードできない。

あまりに古いモデルなのでサポート対象外になったということだ。

マシンが壊れなくなってきた時代、マシンが壊れたから買い直すという流れはひと昔前の話で、今やPCの生殺与奪権はOSベンダーが握っている。

Macだけでなく、Windowsも、Andriodも然りだろう。

High Sierraのアップデートは継続されており現時点で心配はないが、これも絶たれるとインターネットに接続するデバイスとしてはセキュリティ面で大きな不安が生じてくる。

グラッフィックなどの仕事で使うなら最新のマシン性能を追い求めるのが良いと思うが、こうした記事を書くレベルであれば、このスペックで事足りる。

古いマシンでも特にセキュリティパッチのサポートで安心感や満足感がある、OSベンダーに求めたいことは最新技術の民主化だけでなく、こうした面にも配慮があると嬉しい限りなのだが。

Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+
Return Top