州議事堂前にあるワインのセレクトショップ、City Wine Shop。
メルボルンには珍しく朝早くから夜遅くまで長い時間営業しており、店先のテーブルでsoupやomeletteでブランチもできるし、店内のバーカウンターでチーズをつまみにワイングラスを傾けるもよし。
壁のブラックボードを見る限り、フードメニューはかなりの充実ぶりだ。
店内に入ると右側がワインを楽しめるバーカウンター。反対の左側壁一面にはずらりとワインボトルが陳列されており、一本一本価格が白いpaint markerでくっきりと書かれているので、予算を意識しつつ安心してワインを選ぶことができる。
Apartment Hotelで飲むためのワインを、店員さんに頼んで地元Victoria産のものからチョイスしてもらう。
好みを伝えると10本位のボトルを解説してくれた。
感じの良い店員さんでAussie Englishに慣れていない、ワインの専門用語にも明るくない私達にゆっくりわかりやすく伝えようとしてくれる。
オススメの中から赤、白、sparkling wineを各々一本ずつ購入。
3本で大凡110AU$、8000円ちょっと位か。写真右はThe Wine Farmの2018 Pink Pet Nat。
No added sulphites(亜硫酸塩)ということで所謂bio wineだ。
シュワっとくる酸味のあるpetillantで、アルコール濃度も低く非常に飲みやすい。あっという間に一本空けてしまった。
写真左は赤ワインでA Rodda 2016 Cuvee de Chez, Beechworth。
重いのにスムース、絶妙なバランスでびっくりする程美味しかった。
写真中央は白ワインで、Little Reddie 2018 Zazou Roussanne。
Little Reddieは元々City Wine ShopのsommelierだったPat Underwood氏が生産者らしく、City Wine Shopのバーでもグラスでサーブしていた。
ここのボトルはétiquetteが独特で、例えばSonic Youthのアルバムジャケットのパロディもあれば、裸の男性の写真のものもあるし、このボトルのラベルも少し変わっているかな。
ボトル良し、店員さんも良し、オススメできる店です。