日本酒ブームの流れの中、有名な酒蔵の酒粕、糠など副産物が売られているのをあちこちで見かける。
先日静岡で買ってきた大村屋酒造・若竹プレミアムからできた酒粕と、家族が試供品でいただいた獺祭のライスミルクがあったので、新玉ねぎでポタージュを作ることに。
若竹プレミアムの酒粕は板状で硬くなっているものではなく、しっとり柔らかく、品の良い香りがする。
獺祭のライスミルクは白というよりも薄茶色で、濃厚な米の風味と甘さ。
両方とも山田錦で作られたものだ。
これにコクを出すためにラルドを使った。
ラルドは豚の背脂に海塩、黒コショウ、ニンニク、ハーブ、スパイスなどを擦り込み熟成させたもの。
香りがよく、低音で溶ける油は植物性オイルのようにサラサラしている。
薄切りにして日本酒にあわせるのが好きで、今回は日本酒の副産物と合わせることにした。
Ingredients(1 Servings)
- 玉ねぎ:1個
- ラルド薄切り:50g
- 獺祭のライスミルク:1本(120m)
- 若竹の酒粕:大さじ1
- 日本酒:大さじ1
- 白味噌:小さじ2
- 白湯スープの素(粉末):小さじ2
- オリーブオイル:適量
- 胡椒:適量
Directions
- ラルドは盛り付け用に適量を取り分けておく
- 玉ねぎは薄切りに、上記以外のラルドは適当な大きさに切っておく
- オリーブオイルで玉ねぎを炒める
- 少ししんなりしてきたところをで適当な大きさに切ったラルドを入れる
- 白湯スープの素、日本酒を加え、軽く煮込む
- 玉ねぎがかなりしんなりしてきたところにライスミルクを入れる
- ライスミルクが温まってきたきたところで、酒粕、白味噌を加え、馴染ませる
- 酒粕と白味噌が馴染んだら、火からおろして冷まし、ミキサーでポタージュ状にする
- スープを鍋に戻し、少し温める
- 器に盛り、盛り付け用のラルドをトッピングし、胡椒をひく