長崎で寿司を食べるなら 鮨幸三

長崎随一の歓楽街、銅座エリア。

浜の町から思案橋あたりまでの観光通りの南エリアがお気に入りで、永見徳太郎通り、思案橋横丁、シバヤンジ横丁、銅座町通りなどを歩いて廻るのは楽しいものだ。

食事の予約は一つもしていなかったので、その日の気分で選んでいたが、長崎の地物を食べようとダメもとでこのエリアで有名な鮨幸三の暖簾をくぐると1名なら大丈夫ということで、暖かく迎い入れていただいた。

とにかく大将の人柄が素晴らしく、私のような飛び込みの旅行者に対しても心配りをいただき、両隣のお客さんたちともコニュニケーションを交わしながらリラックスした時間を過ごすことができた。

まずは刺盛をおまかせで。鯵は胡麻和えを入れた2種類、寝かして旨みを出したクエも最高。長崎の地物オンパレードだ。

日本酒は島原の月のよさ、壱岐の重家酒造が山口の澄川酒造場で仕込んだ横山五十を薦めてもらう。こちらも長崎地酒からチョイスしてもらった2種類。どちらも旨い。

そして、つまみ2品目は穴子の白焼き。

この店の売りの一つだそうで、ふっくら身厚な穴子に日本酒は最高の組み合わせだろう。

このあとは鮨もおまかせで巻物を入れて13種類程だったか。

どれも言うこと無しだが、平目えんがわの雲丹のせ、佐賀牛の握り、穴子、鮑など印象深いものが多かった。漬物の巻物も良し。

大将の人柄、客層、店の雰囲気、どれも心地よいものだった。

最近は内装を手入れしたり、程近いところに支店を出したりもしているそうで、長崎を再訪する際は是非足を運びたい。

非常におすすめできる店だ。

鮨幸三
住所:長崎県長崎市銅座町12-2
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