オランダのモダンデザイン リートフェルト-ブルーナ-ADO @ 大分県立美術館

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建築家のヘリット・トーマス・リートフェルト(Gerrit Thomas Rietveld)、グラフィックデザイナーのディック・ブルーナ(Dick Bruna)、リーフェルトの影響を受けたコー・フェルズー(KoVerzuu)が玩具デザイナーを務めたADO(Arbeid Door Onvolweardigen)の作品を扱った展覧会。

ADOの立体デザインはリーフェルト、モチーフの親しみやすさはブルーナとの共通項を感じさせ、線/曲線、暖色/寒色の組み合わせ方などは三者共通といった感じ。

リーフェルトとブルーナはオランダ特有の独自性を感じさせる意味で似ているし、別分野かつ活動期間も異なる三者であるものの相互の親和性に気づかされる内容だった。

個人的にはブルーナが20年かけて2000点を手がけたペパーバッグシリーズの表紙デザインに惹かれた。

ブルーナはミッフィーの生みの親として有名だが、そうした意匠で勝負するのではなく、各ペーパーバッグの内容によって作風をどんどん変える様子が伺えるキュレーションを興味深く鑑賞した。

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大分県立美術館(OPAM)も気持ちの良い空間でした。

大分県立美術館(OPAM)
住所:大分県大分市寿町2丁目1
URL:http://www.opam.jp
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