兵庫の春、期間限定で楽しむイカナゴのくぎ煮。
くぎ煮とは、イカナゴの新子を醤油やみりん、砂糖、生姜などで味付けて水分が飛ぶまで煮込だ兵庫のローカル食で、東京でいう佃煮的なご飯のお供だ。
我が家ではご飯はほとんど食べないので何か他のレシピはないかと考え、エジプトのふりかけ「Dukkkah」と和え、ピザトーストにしてみた。
Dukkahはナッツ、松の実、白胡麻、コリアンダーシード、クミンシードをクラッシュして塩と混ぜたふりかけのようなもので、様々な料理に使える。
スパイスのエキゾ感とナッツや胡麻のコクで、独特の風味を生み出せる面白い万能調味料だ。
これを兵庫のローカル食と合わせてみると、不思議とマッチした。
くぎ煮の甘塩っぱい味とDukkahの中東〜北アフリカ感が混じりあうと、モロッコ料理的な、例えばプルーンとチキンを煮たスパイシーなタジンのような、独特の風味が脳裏というか舌の上を過ぎった。
ワインにもマッチすると思う。
Dukkahは高めの輸入品もあるが、KALDIがオリジナルブランドで398円で販売しており、十分美味しい。
チーズの量はお好みとしたが、エキゾ感を強めに感じたいのであればソコソコに抑えるのが望ましい。
多めにすると味にインパクトがやや薄れると思うので、適宜好みにあわせ調整いただきたい。
Ingredients(1 Servings)
- マフィン:1/2個
- イカナゴのくぎ煮:30g
- Dukka:大さじ1.5
- チーズ:適量
Directions
- くぎ煮とチーズを荒みじん切りにしておく
- ボールにくぎ煮、チーズ、Dukkah大さじ1を入れて和える
- マフィンにのせ、オーブンで焼く
- 焼きあがったところで、残りのDukkahをふりかける