アメリカではgumbo、日本ではオクラ、ヒンドゥー語ではbhindi。

オクラのカレーを意味するbhindi masala。

下準備も調理方法もシンプル且つ美味しいインド料理だ。

唯一気をつけるポイントはクミンシードのテンパリング。

クミンシードが焦げない火加減で、油の中に沈む種から泡が湧いてくる（=テンパリング）のをしっかり見て、音を聞くことが大事。

ちなみに非常食のrunning stockpilesで缶詰やレトルトを定期的に調達している中、必ずリストに入れるのがMTRのbhindi masalaだ。

MTRは1924年創業のインドの老舗食品会社で、インドで40%を超えるvegetarianが海外で過ごす際に安心して食事が出来るよう、またHaral認証にも対応する豊富な商品ラインナップを用意している。10種類以上食べ比べた中で最も気に入ったのがこれだった。非常時には野菜の摂取が困難になることも想定し、野菜の量が多い商品を探していた。

今回のレシピのようにフレッシュな素材を短時間で仕上げるのとは異なり、長期保存用に真空パックされていることもあり自ずとオクラが結構柔らかいのだが、それはそれでいい。ただ、かなり辛いので苦手な人には厳しいかもしれない。また、一人分にしてはかなり量が多く満腹になる。

なお、今回のレシピは辛くならないように使用するスパイスは調整している。

Ingredients（1-2 Servings）

 
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