数年前にミャンマーに行った際、ミャンマーならではの料理を食べて回ったが、唯一納豆せんべいだけ食べることができなかった。
もしかしたら昔、高田馬場のミャンマー料理店でそれを使ったサラダを食べたような記憶もあるが、よく覚えていない。
何となく、ミャンマー現地での味付けの雰囲気を思い出しながら、身の回りの食材で再現できないか考え、同じ納豆スナックということで成城石井の手巻納豆を使ってみることにした。
東南アジアの山岳地帯では肉、魚などが入手しづらく納豆の文化が発達したと言われており、ミャンマーもその一部。高野秀行氏が、アジアの納豆文化について書いた本があるようなので、そのうち読んでみたい。
このサラダは、和えた後に時間をおかずに食べると、野菜も納豆スナックもシャキシャキ、サクサクとした食感が面白い。
しばらく冷蔵庫で馴染ませた後に食べると、しっとりとしながらシャキッと感もあり、より複雑な食感になる。
ドレッシングはレモンやグリーンチリソースの酸っぱ辛さをはじめに強く感じるが、エビやニンニクのコクもあり、かなりイメージに近い味になったと思う。
記憶と想像だけで作っているので、ミャンマーのサラダというより創作料理の領域かもしれないが、非常に美味しいことは確かです。
Ingredients(2 Servings)
- キャベツの葉:2枚
- 新玉葱:1/4個
- 成城石井の手巻納豆:10個
- レモン:1/2個
- ニョクナム:小さじ2
- 干しエビ:小さじ2
- グリーンチリソース:小さじ2
- えごま油:大さじ1
- ニンニクペースト:小さじ1
- パクチー:適量
Directions
- キャベツは手で千切り、新玉葱は薄切りにしておく
- 成城石井の手巻き納豆は海苔を剥き、砕いておく
- 干しエビはミルサーにかけておく
- レモン、ニョクナム、グリーンチリソース、えごま油、にんにくペースト、干しエビを混ぜてドレッシングを作る
- ボールにパクチー以外の材料を入れ和える
- ボールから具材を取り出し、皿に盛る
- 最後にみじん切りにしたパクチーをかける