出汁は海外ではスープストックと呼ばれ様々な料理のベースにする点は同じだが、煮浸しのような単純なプロセスで食べさせるレシピはあるのだろうか。あまりお目にかかったことがない。
素材そのものを活かしながら、しっかりとした旨味を染み込ませる。
手数をかけず多くを時間に委ねるminimalな手順は、失敗を招く心配もない。
素材を切って、出汁でちょっと煮て、あとは冷ますだけ。
日本を代表する和食は多々あるが、煮浸しこそ時間に追われる現代にマッチするのではないだろうか。
今回はスーパーで特売していた白ゴーヤとマッシュルームで作ってみたが、素材を選ばない間口の広さもこの料理のいいところ。以前にchicoryで作った時も美味しくできた。
出来上がりの見た目に透明感が欲しいので、茅乃舎のだしは袋を破かずに使った。
Ingredients(2 Servings)
- 白ゴーヤ:1/2本
- マッシュルーム:1パック
- 水:400cc
- 茅乃舎だし(粉末):一袋
- みりん:大さじ2
- 透明醤油:大さじ2
Directions
- 白ゴーヤはワタを取って棒状に、マッシュルームは4つ割りに切っておく
- 鍋に水を入れ、茅乃舎だしを袋を破かずに加え中火で煮立てる
- 沸騰したら弱めの中火にしてみりん、透明醤油加え味をなじませる
- 切った白ゴーヤ、マッシュルームを入れ3分程度中火で煮る
- 火を落として少し冷ましたらZiplockに移し、氷を入れたボールで粗熱をとる
- 冷蔵庫に移し一晩置いたら食べ頃に