よく行く餃子屋に肉味噌もやしというおつまみがある。
軽く茹でたもやしの上に甘辛い肉味噌がかかっているだけのシンプルな一皿で、2〜3分でサーブしてもらえることもあり餃子が出てくるまでの箸割りとして注文することが多い。
何百回と甘辛味噌で食べてきたので少し飽きたか、東南アジア的なさっぱりとした感じの味付けでも美味しいんじゃないかとレシピを考えてみた。
コクを出すのに欠かせない調味料が魚醤。
ベトナムだとnuoc mam、タイだとnam plaといい、東南アジアだけでなく世界各地で作られているグローバルな調味料だ。
イタリアでは古代ローマ時代のgarumをルーツに持つcolaturaが今も製造されている。
東南アジアの魚醤と比べcolaturaは臭みが無く汎用性が高いので、最近はアジアンでもイタリアンでもこれを使い回すことが多い。
このレシピでフォースープの素はYOUKIのものを使っているが、よくKALDIで見る「Pho ga」と赤い文字で書かれたパッケージのフォースープの素を使っても良いだろう。
Ingredients(1 Servings)
- 鶏挽肉:100g
- もやし:100g
- 干しエビ:大さじ1
- ココナッツオイル:大さじ1
- ニンニク(チューブ):1cm
- 生姜(チューブ):1cm
- 酒:大さじ1
- 白味噌:小さじ1
- フォースープ(顆粒):小さじ1
- コラトゥーラ:小さじ1/2
- ライム:1/2個
- コリアンダー:適量
Directions
- 干しエビはミキサーでパウダー状にする
- フライパンにココナッツオイルを馴らしニンニク、生姜を軽く炒める
- 酒、干しエビ、白味噌を加え、アルコールを飛ばす
- 火を中火にし、肉を炒める
- 肉全体に火が通り始めたらフォースープ(顆粒)とコラトゥーラを加え、全体に馴染ませ火を止める
- もやしは熱湯で20〜30秒茹で、よく水気を切る
- もやしを皿に盛り、肉味噌をかけ、コリアンダーを散らす