JALとAAを乗り継ぎ成田からLas Vegasに向かう時は、Los Angeles国際空港のTom Bradley International Terminalで入国手続き後一旦ビル外に出てTerminal4へ向かい、Terminal4内でセキュリティチェックを受けた。

逆にLas VegasからLos Angeles国際空港で帰国する際はTerminal4に到着後ビルの中の通路を辿ってTom Bradley International Terminalに移動する。

しばらく歩くとそのままair sideのど真ん中に抜け出る。

特にビルの外に出ることなく、改めてのセキュリティチェックもなく、かなり時間が節約できたので、ゆっくり食事できる場所を探す。

ink.sackはT4からTom Bradley International Terminalのair sideに抜けた場所の目の前にあり、テーブルは満席でカウンターにも列ができていた。

かつてGQ Magazineで「Top 10 Airport Restaurants in America」にもランクインしたこの人気店は有名シェフMichael Voltaggioによるものだ。

様々なタイプのサンドイッチがあり、どれにするか悩んだが、王道のclub sandを注文。

アメリカでは客への意識が低い不愛想な店員をしばしば見かけるが、この店は笑顔で丁寧、気持ちがよい接客が印象的だった。

テーブルに着いてしばらく待つと呼び出し用デバイスが点灯するので受け取りに行く。サンドイッチの味付はシンプル、調味料的なものは少量のマヨネーズのみで、アヴォカドの濃厚さ、トマトやレタスの新鮮さ、カリカリに焦がしたベーコンのスモーク感、たっぷり盛られた薄切りターキーの旨味が一体となっており、全体のバランスがかなり良い。

一緒にオーダーした飲み物はBudweiser。日本では殆ど注文しない銘柄だが、Americaでこういう食事に合わせると本当によくマッチするなぁ。