ペルシア湾は青く美しかった

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ペルシア湾には呼称問題があり、国際的にはペルシア湾が採用されているが、ペルシア人の国イランの対岸にあるサウジアラビアやカタール等アラブ人の国々はアラブ湾と主張している。

歴史の起源がどこか、という立場の違いや解釈の仕方によって主張が異なるというわけだ。

今回はアラブ湾を主張する側の湾岸をUberでドライブしたり、湾が見える場所を散歩したりしたが、青く美しかった。

ペルシア湾は油田や天然ガス田で有名で、汚れているようなイメージを持っていたのだが、良い意味で裏切られた。

まだ観光産業が殆ど育っていないのか殆ど人は見られない。

現在は原油と天然ガスが国を支える産業だが、観光産業にも力を入れていくような話をネットで見たが、全くそんな印象は受けなかった。

地元らしき人も殆ど見受けられなかったので、昼は暑く、人は出歩かないということかな。

むしろ、エネルギー立国化する以前の貧しい漁業文化の名残なのか、木製の小さな船が多いことに目が止まった。

それらの船が近代的なビル軍をバックに湾内を行き来するコントラストが面白く、しばし眺めて時間を過ごした。

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まだ漁業をしているのだろうか。

真珠産業は、日本のMIKIMOTOが世界初の養殖技術を確立して以来著しく衰退したらしいので、やっていないだろうが。

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