ドーハでの乗り換え待ち時間を使って、美術館ホッピングを計画してみたが微妙に営業時間とあわず、結局入館できなかった。
一つはKatara Cultural Village内にあるAl Markhiya Gallery。
一時的にスークワーキフ(Souq Waqif)から場所を移しているようだ。
訪問した時期はEdwar Shadaの展覧会。
鑑賞できなかったので、Katara Cultural Villageを散歩することにした。
現在のカタールは、かつてCataraと呼ばれ、18世紀にKataraと呼ばれ始め、今の呼称に至っている。
国の歴史が50年にも満たないカタールはQatar National Vision 2030の名のもと、文化活動の世界的リーダーになることを目指し、この文化センターエリアを開設した。
以前に書いたAl Jazzed Cafeもこの近辺にあるし、感じのよいレストランも幾つかあった。
各施設がオープンしている時間帯であれば、いろいろ楽しめそうな場所だと思う。
次に訪れたのはMuseum of Islamic Art。
もともとAl Markhiya Galleryがあるスークワーキフから近い所にある。
ルーブル美術館のガラスのピラミッドをデザインしたIM Peiよる巨大な建築は、訪れてみないとその迫力はわからない。
青い海と空をバックに眺めると絶景だった。
なかなかこうした立地、スケール感の美術館はないだろう。
イスラムの歴史的美術品が多数展示されているが、カタールの歴史の浅さが、歴史を意識した取り組みに向かわせるのか。
先のKatara Cultural VillageとMuseum of Islamic Artの何からもそれを感じながら空港へ戻った。