夜遅くに大阪着。
夕食を食べていなかったので、ホテルにチェックイン後、まだまだ賑やかな裏なんばエリアへ。
日本橋の裏通り、大勢の人で賑わっている日本酒の立ち飲み屋「日本酒と私」にフラッと入った。
店の奥のほうに冷蔵庫があって、お客さんが飲みたいものを自由に選び、一升瓶を店主に渡して注いでもらっている。
私も早速いただくことに。
長野県佐久の土屋酒造 「亀の海」 純米吟醸 無濾過生原酒
常連の人たちが多いようだが、隣の人に話しかけると気さくな人ばかりで、日本酒談義に会話が弾んだ。
旅先で知らない人と語り合うのはたのしいものだ。
大阪にも蔵元は幾つかあるが、関西なら奈良、和歌山、兵庫の酒が良いというのが常連さん達の見解だった。
お腹が減っていたので、お店の人にお願いしてオススメのおつまみを出してもらう。
まずはタケノコの土佐煮とエンガワのユッケ。
岐阜県の恵那醸造 「鯨波」 純米吟醸。酒が進む。
ベーコンエッグはこの店の名物のようでほぼ全ての人がオーダーしていた。
大き目のベーコンと黄身がトロっとした状態の卵が二つ、小さめの鉄鍋の上でグツグツいっている。
どれもとても美味しい。
もう一杯、山形県の盾の川酒造 「盾野川」 清流 純米大吟醸。
清流の上に更に上流というのがあるらしい。
そして驚くべきは、これだけ飲んで食べて2300円。
居心地もいいし、また来てしまうだろう。