英国のSkytrax社は世界中の航空会社や空港を対象にした評価システムを確立しており、業界のスタンダードとして影響力を持っている。

特にWorld Airport Awardsは有名で、チェックインや出発・到着、乗り継ぎ、ショッピング、出発時のセキュリティーなどの様々な要素から総合的にレーティングされ、2017年もチャンギ国際空港が1位だ。

個人的良いと感じるのがラウンジで、Terminal1から3まで万遍なく配置されており、特にTerminal 3にはLevel1にThe Havenという非制限エリア側に位置するものまである。

Priority Passを持っていれば3時間まで無料で、ソフトドリンクもフリー。

アルコールはcash on deliveryでTiger Beerが8S＄。

24時間オープンしており、シャワーや仮眠室も利用できる。

以前、トランジットで夕方到着、朝5時に出発する必要があった際、ここの仮眠室を利用したことがある。

シャワーやトイレも仮眠室のすぐそばにあり快適に過ごせた。

ベッドとシャワーとトイレが必要ならホテルに泊まれば良いのだが、シンガポールのホテルは高額だし、トランジットでわざわざ宿泊するまでもない。

そういう中途半端な状況でも気兼ねなく休みたい、という場合に重宝するラウンジだ。

ラウンジの各座席には電源が用意されているが、ボタンやスイッチが複数個あるため若干操作がわかりづらい。

スイッチは下側を押し、上側が出っ張っていれば通電状態となる。

Terminal3の最も奥のほうにあるので、もしTerminal2やTerminal1に移動する場合はかなり歩くことになる。

更に、Terminal1に行く場合、朝5時から深夜2時30時の間は数分おき発着するSkytrainがあるので、その乗り場に辿り着ければ問題ないが、深夜2時30時から朝5時の間はSkytrainが動いていないので、Level2（出発ホール）8番ドア（チェックインカウンター11番近辺）の前に15分間隔で発着するシャトルバスを利用することになる。

その時間は話しかけられる職員もまばらなので、少し時間に余裕を持って行動するのが良いだろう。