アキンボの前の道を與止日女神社の方へ向かい天井橋を渡って坂を少し降ったところにあるRITMUS。
英語でいうrhythm、スペイン語のritmoと同じ意味で、ritmusはハンガリー語らしい。
大きな看板は出していないが、ユースピア入口のバス停前にあるので、場所はわかりやすい。
もともとは煙草店だった物件をリノベーションしてあり、店内には食器や雑貨並ぶ。
アキンボの食器もここで調達しているらしく、この店のイベントでアキンボの店主が料理することもあるそうだ。
私が訪れた際は「暮らしのことに関わる10人展」ということで北海道、本州、四国、九州各所から作家やアトリエの作品を集めた展示会が開催されていたが、私の目がいったのはレジ横にある日本のインディーミュージックのセレクトコーナー。
全く知らないものばかりだったが、佐賀のミュージシャンのアルバムがあったので購入した。
佐賀在住のKoji ItoyamaによるSignというアルバムだ。筑後川を淡い色彩で描いたアートワークの中身は、メランコリックなピアノと電子音とGlitch Noiseをコラージュした良質なアンビエントミュージックだった。
エレクトロニカの本場アイスランドの老舗レコードショップ「12Tonar」にて先行販売しているそうだ。
店に置いてあるどのアルバムにも愛情溢れる解説文が付されている。
そのこだわりが店名にも反映されているのだろう。