笹塚駅の京王クラウン側出口を左に進み甲州街道を渡ったところにある十号通り商店街。
商店街を入って間も無く右手に年季の入った柳屋そば店がある。
5〜6人入ったら満員になるカウンターだけの小さな店だ。
野菜やシーフードの天ぷらが数多く店頭に並び、他の店ではまず無いだろうネタもあるので、どれにするか迷ってしまう。
店内の張り紙を見渡すと天ぷらと並んでキーマカレーを使ったメニューも名物のようだ。
ライスにかける食べ方もあるが、ここではキーママレー蕎麦を注文。
手際よく麺が茹でられ、蕎麦つゆとキーマカレーが盛られて、カウンターの向こうからさっと差し出される。勘定は前払い。麺はソフトタイプのものを軽く茹でた感じで、蕎麦つゆは濃いめ、キーマカレーは意外にスパイシーだ。
食べ進めるにつれカレー、蕎麦つゆ、麺が混ざってきて味変というわけではないが、印象が変わってくる。
麺の量は案外あって、これだけでかなり満腹になった。
年季の入った店構えと、チェーン店にはないオリジナリティや手作り感は、この時代ありそうで中々無いのではなかろうか。
機会があればまた訪れたい。
柳屋そば店
住所:東京都渋谷区笹塚2-11-4
住所:東京都渋谷区笹塚2-11-4