日本のコンビニの密集度合に慣れていると、メルボルンにはコンビニが少ないと感じる。
幸いに私の宿泊したapartment hotelの目の前には7-Elevenがあり、日本と同じようにフラっと水を買いに行くことができた。
Southern Cross駅に隣接する場所にあり、Melbourneの標準的な営業時間のレンジでは考えられない24時間営業。
Tarminal stationに組み込まれているような場所柄かと思ったが、ホームページを見るとCBD地区の7-Elevenは24時間営業の店が多そうだ。
東アジアや東南アジアのコンビニは感覚的には日本に似ているというか、違和感を感じることが少ないのだが、Melbourneのコンビニは酒が買えない、軽食の品揃えが少ない、(個人の好みにはなるが)買いたくなるものが殆どなかった。
滞在期間に頻繁に購入したのは水やsparkling waterで、あとはincense着火用のライター、宿でつまむスナック菓子、無塩アーモンド、チョコレートを1つずつ買っただけ。
Sparkling waterの銘柄は Mount Franklin Lightly Sparklingで、天然水にガスを注入しているタイプのものだ。
Mount FranklinはMelbourneと同じVictoria州に位置しており、地元の天然水のような位置付けなのかもしれない。スーパーマケットやレストランでもよく見かけた。
この山はSpa Countryと呼ばれるHepburn Springから5km程北上した場所にあるので、周辺一帯が天然水の宝庫なのだろう。
そして、スナック菓子。
Feta & sweet roasted garlic味という想像がつかない味付けのものがあったので興味を惹かれ購入した。実際に食べて見ると、即席ラーメンの粉末スープ的なコクを感じるjunkな味付けだった。ビールに合いそうだ。
店員さんは気さくなインド系の若者。
実はapartment hotelの鍵の受け取りに指定されたのが、この店のカウンターレジだった。
到着後にIPフォンアプリでメールで指定された番号にコールすると、カウンターレジで鍵を受け取ってと言われる。
本当かなと思ったが事情を伝えるとIDチェックだけして、鍵の入った封筒を出してくれた。
こうした痒いところに手が届く感じのサービスは日本ではあり得なさそう。
日本のコンビニは独立事業主が運営している体裁だがフランチャイズ契約で裁量が限定され、オーナーは実質的に営業時間、値引き販売などの決定権さえ持たせてもらえない。
こうした闇を抱える日本とは対照的に、個々の店舗が自らの裁量でその地の事業者同士協力してサービスを提供している様は清々しい。
Convenience store、その名が示すとおり便利だなぁと感心した瞬間だった。
住所:Shop B2 99 Spencer Street, Docklands, VIC, 3008
URL:https://www.7eleven.com.au/