カプセルホテルは日本オリジナルの宿泊形態。
ヨーロッパやアジアの国々でも人気が出てきているようだが、ここ日本でも進化が続いている。
この 9 Hours 京都店もその一つだ。
デザイン性の高いカプセルホテルで、館内がほぼ全て白で統一されたカラーリング。
外国からの宿泊者をターゲットにしているのだろう(実際メチャメチャ多かった)、可能なものは全てピクトグラムと英語で案内されている。
場所は四条通りと寺町通りの交差点のそばで、河原町のど真ん中。
このロケーションで、京都の紅葉シーズンの最中でなんと一泊3900円(宿泊プランによる)。
男性と女性でエレベータ、利用フロアなど全てが分離されていて女性客も安心できるサービス設計。
実際女性客も多かった。
殆どの情報はホームページに書かれているので、ここでは幾つかポイントを記しておく。
ロッカーの使い方
通常カプセルホテルのロッカーは非常に小さいが、ここでは上下二段になっていて下段(写真右下)にRimowa32L(機内持ち込みできるサイズ)はすっぽり入った。
上段(写真右上)には余裕を持ってコートやジャケットを掛けることができる。
ロッカーの開閉はQRコードで行う。
チェックインの際に受け渡されるカード(写真左上)の裏にQRコードが印刷されており、それをロッカーの読み取り装置(写真左下)にかざす。
ベッドの使い方
普通のカプセルホテルに比べ非常に広々していて快適。
寝室環境システムが装備されていて、起床時間を設定しシステムを起動するとゆっくり暗くなり心地よい睡眠環境を整えてくれる。翌朝起床時間が近づくと徐々に明るくなって爽やな目覚めをサポートしてくれる。
時間を写すディスプレーの右側のボタン群がそれに当たる。
左側はコンセント、非常ボタン、手動のルームライト調整ボタン(完全に消すには寝室環境システムで操作)。
チェックインする時に使用方法のペーパーをもらえる。
ラウンジの使い方
男性の場合は1Fフロント奥がラウンジになる。
立って使うカウンター、座って使うカウンターなどの設備がある。
立って使うカウンターはPCの利用を想定していて、一人一人に電源が用意されている。
座るカウンターにも電源タップが少数だが用意されているので、人がいなければそこでPCを使っても問題なかった。
隣のファミマでかちわり氷とハイボール、ナッツやチョコレートを買って少し飲んだりもした。
深夜2時位まで飲みながらPCを使う日もあったが、自由に使わせてもらえた。
連泊の場合の注意点
連泊であっても毎日10時までにチェックアウトが必要。
宿泊料もチェックインする都度支払う方式になる。
チェックインは12時以降。
ただし、連泊の場合はチェックアウトしていてもロッカーはそのまま使い続けられるので安心して良し。
完全にチェックアウトした後に荷物をキープしてもらうには
例えば、帰りの新幹線に乗るまでの間、荷物を預けたいケース。
私の場合、受付でお願いしたところ1Fラウンジの共用ロッカーでキープしてもらえた。
荷物をピックアップする時間も含め、スタッフの方に確認、相談してみることをオススメしたい。