新幹線で新潟駅に到着したのが22時過ぎ。

駅の近辺で地魚と地酒を頂けそうな店ということで「越後一会 十郎」へ向かう。

入り口に近いところにカウンターがあり、奥はテーブルか座敷か。

賑やかな声が聞こえ、活気があり繁盛している雰囲気が伝わってくる。

日本酒は「無濾過生原酒 桶取 傳衛門（越後伝衛門）」、「天神囃子 普通酒（十日町 魚沼酒造）」、県外不出といわれるらしい「鶴の友　上白　普通酒（新潟　樋木酒造）」を小徳利、グラスで次々オーダー。

グラスはなんと270円なので、一人で来ても数種類飲んでみようかなと思わせる。

一品目は、佐渡のノドグロ二種盛り。

刺身と炙りの盛りで、塩とかぼすでいただく。東京で食べたら少し値が張りそうだが、ここでは880円。

続いて、春の山菜サラダ仕立て、すだちジュレで。

2-3人前の分量と言われたので、1人前にできるかお願いすると快く対応してもらえた。レシートを見ると、半額以下にしてもらえていたようだ。

ありがたし。

三品目は「のっぺ」。

新潟の郷土料理で、根菜を鯛のダシ汁で炊き上げたものを冷製でいただく。

相当大きめの器に蓮根、数種類のきのこ、数種類のこんにゃく、人参、ごぼう、これにイクラがトッピングしてあって驚愕の460円。

味もプライシングも文句なしだ。

ダシ汁も全部飲み干してしまった。

締めはアオサの味噌汁で、これも100円か200円くらいの考えられない値段。

この器もすごく大きい。

勘定すると、全部で3000円台だったと思う。

満足感満点のお店だった。