佐渡に行ったら、オーガニックワインの醸造家Jean Marc Brignotが移住して開いたビストロに飲みに行こうと決めていた。事前に予約を入れ、夜に訪問。
国道350号線の真野新町中町の交差点から真野湾に向かう道に入り、海岸に出る前の道を右に曲がると、右手少し奥まったところにある。
建物のドアを開けると猫が出迎えてくれた。
店内に入るためのもう一つドアを開けると、フランス語のラジオ放送かな、静かな店内からフランス語が聞こえる。
カウンターで準備中のマダムが出迎えてくれ、テーブルに着いた。
佐渡の海洋深層水がサーブされて一息つくと再び猫が登場。
人懐っこくテーブルに乗ったりして可愛い猫だったが、マダムに連れられて再びドアの外に。
まず初めに、グラスワインDomaine du Grand Selveの白をいただきながら、かぼちゃのポタージュと自家製パンをいただく。
かぼちゃのポタージュはサラっとした食感、自家製パンは非常に美味。
野菜やハーブは全て自分の畑で作っているという。
その後は、魚が2品出てくるということで、ちょっとシュワっとした感じの白とリクエスト。
イタリアのBombeuをボトルで出してもらう。
マダム曰く「大人のスプライト」。
その形容のとおり、爽やかな喉越しで飲みやすい。
魚の1皿目は「はらめのワイン蒸し」。
「はらめ」は「めばる」の仲間で、少し骨が多いがふっくらした白身が印象的。
魚の下に敷かれワインと魚の出汁を吸い込んでトロトロになったネギと一緒に美味しくいただいた。
お店と家が繋がっているようで、お休み中のJean Marc Brignotがふらっと出てきたり、小さな息子さんがお客さんに挨拶しにきたり、アットホームな雰囲気な中で食事が進む。
魚の2皿目は「いなだとおからのハンバーグ」。
自家製のルッコラ、ブロッコリ、人参をわさびソースで和えたサラダが添えられている。
ハンバーグも美味しかったが、野菜がほんとに美味しい。
最後は「佐渡リンゴのブラマンジェ」。
ブラマンジェは米粉と寒天でとろみをつけてあるという。
〆はコーヒーで。
住所:新潟県佐渡市真野新町327-1
URL1:http://labarque.net/
URL2:https://www.facebook.com/LaBarqueDeDionysosCave/