市街地のレストラン Firuze Restaurant @ アゼルバイジャン

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Elmlər Akademiyası駅からold cityを抜けてカスピ海まで歩く。

old cityのど真ん中にあるIcheri Sheher駅隣のSahil駅あたりは、新しい店や古い店、ハイブランドから観光客向けの土産店、ファストフードからオーセンティックなレストランなど様々な店が密集する中心市街地。

石造りの建物が多くヨーロッパのような印象だ。

道路脇に看板が出ているアゼル料理のレストランがあったので階段を降り地下へ。

重い扉を開けると、柔らかい光が店外に洩れ、エキゾな店内の様子が伺える。

一人テーブルに着きメニューを見ると、料理の英語での説明のようなものもあるし、店員の応対も丁寧で外国人に優しい店だった。

王道系メニュー、ドルマとプロフを注文。

ドルマはローキャベツの小型版のようなもので、キャベツの代わりに葡萄の葉が使われることが多い。

この店では複数のメニューが用意されていたが、そのなかからPip Dolmaを。
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中身はBeef、Mutton、Suet、Cilantro、Dill、Mint、Garlic、Riceで、ヨーグルトにつけて食べる。

一人食べるには量が多かったが、ワインと一緒に時間をかけて完食。

ワインはアゼルバイジャンのCaspian CoastというワイナリーのFour Seasonsという銘柄。
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ボトルで注文したのだが、ドライの白で飲みやすかった。

このあたりでかなりお腹が膨れてきていたが、プロフがテーブルに運ばれてきた。

何種類かある中からSah Provを注文。
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白米とサフランで色づいた米とMutton、Dried Apricot、Cherry Plum、Chestnut、Raisins、Lavash、Onion、Figsを炊き込んだもの。

羊とドライフルーツは好みの具材、時間はかかったが残さずに食べ切った。

ドルマもプロフもアゼルバイジャンを代表する料理と言われているが、中東から西アジア周辺各国で似たような料理もしくは同名の料理をしばしば見かける。

複雑な力学関係のもと争いが続く中東から西アジアだが、実は食文化では共通するものが多いのだ。

外に出ると既に陽は落ちていたが、腹ごなしのため電車に乗らず数駅歩いてホテルに戻ることにした。

Firuze Restaurant
住所:T. Alitarbeyov st. 14 | Fontain square, Baku 1000, Azerbaijan
URL;https://www.facebook.com/firuzerestoran/
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