Central Festival内にあるTops marketの食料品コーナーは現地ならではの面白い食材で溢れていた。
調理が不要、且つ、部屋に持ち帰っても1日程度で食べ切れそうなものということで、あれこれ物色して2品を選んだ。
1つは、今が旬の枝付きロンガン(Longan)。
東南アジア、中国南部、台湾などで収穫されるフルーツ。
木の枝にたわわに実り、7〜8月が食べ頃というので買ってみた。
Longanは漢字で「龍眼」と記す。
半透明の実の中心に黒い丸い種があって、そのように喩えられたという。
味も食感もライチの親戚のような雰囲気だが、違いを言えばやや甘みが強いかも。
殻はパリッとしていて、落花生の殻を押しつぶし破くようなつもりで軽く押すと割れる。
中国では乾燥させたものが漢方として使われているらしい。
もう1つは、もちとうもろこし。
パックの裏のラベルには、Khon Kaen Waxy Corと書かれてある。
コーンといえば黄色く甘いものばかりだがアンデス文明以来一昔前までは、もちとうもろこしが当たり前に食べられていたらしい。
白、黒、紫、青など様々な色彩のもちとうもろこしがある。
実際食べて見ると食感はモッチリ、味は極めて淡白で微かな素朴な甘みがある。
デリコーナーに蒸した(茹でた?)ものが2本パックで売られていたのだが43Baht。
日本の通販でググって見ると10本で3480円というのを見つけた。
日本では相当希少なようだ。
その他にも、ホテルの部屋にキッチン設備があれば買って帰りたいものが山ほどあった。
例えば、Dok Chomchan(Chomchan Flower、写真左)やDok Sano(Sesbania Flower、写真右)。
ベトナムでは沢山のedible flowerの料理を食べたが、タイにもこういうものがあるのだなぁ。
またの機会に是非チャレンジしたい。
住所:209/1-2 Moo 2 Bo Put Ko Samui Surat Thani 84320