タリンの高級スーパー ‘Kaubamaja Toidumaailm’ でオーガニックコーナーに行った際、Kombuchaの様々なフレーバーが陳列してある棚の横にWater Kefirが置いてあった。
Water Kefirは、水、乳酸菌や酵母を含む種菌、砂糖の三つを基本原料とする発酵炭酸飲料で、様々なバクテリアや酵素を含み、整腸作用に効果がある。
ヨーグルトの仲間であるMilk Kefirの場合は、ミルクと種菌の2つだけで作ることが多いが、砂糖の役割はミルクに含まれる糖質が担うらしい。
種菌は半固形の塊状になっており、Water Kefir用の種菌(Water Kefir Grains)は半透明、Milk Kefir用の種菌(Milk Kefir Grains)は白い。
一般消費者がKefir Grains自体を作ることは難しいのか、業者から買うか、Kefir Grainsを持っている人からわけてもらう形で入手するのが通常の流れのようだ。
一次発酵後にフルーツなどを加え二次発酵させるとフレーバーが付いて飲みやすくなるという。
今回私が購入したのは、エストニアのSasi社が手がけるレモネード味のWater Kefir。
これが驚くほど美味しかった。
オーガニック食品や飲料にありがちなクセが全く無く、大人だけでなく、子供も好きそうな爽やかな味。
品質管理に関する情報は一つ一つ手書き、価格も正直安くはないが、非常に印象に残る爽やかな飲み物だった。