Tropicana Las Vegasの名物ショー「Purple Reign – The Prince Tribute Show」を観に行った。
結論から言うとPrinceファンがLas Vegasに行くのなら必見、ファン度合いが高ければ高いほどツボにはまるだろう。
通好みの小ネタが満載で且つ、Princeの外見も声もギターの手グセもかなり忠実に再現されているので、常に感心と笑いが絶えない状態が続く。
肝心のライブパフォーマンスだがPrince本人もバンドも演奏レベルは高く、ギターはJesse Johnsonを、キーボードはDr.Finkを、ドラムはJohn Blackwellを、ベースはBrown Markの外見を模倣しているように見えた。忠実に再現する曲もあればライブ用にアレンジされた曲もあるのだが、アレンジの仕方からもPrinceらしさが滲み、強いリスペクトが随所に感じられる。
Princeに劣らず、会場でバカ受けだったのはMorris DayとJerome Bentonの二人だ。
個人的には、アメリカ人の観客がバカ受けしている様子を観てるだけでも面白かった。
勿論The Timeのパフォーマンスをするのだが、観客にバカ受けするのは、本物の二人のように掛け合い漫才をするところ。
また、Princeも加えトリオ構成で掛け合うコーナーもあり、MorrisのツッコミにPrinceがあのボソボソ口調でボケる感じも腹が捩れる。
セクシーな女性陣は、時にはMayte風、時にはDiamond&Pearl風、特にはVanity 6といったように出ずっぱりなのだが、パフォーマンスのレベルは高く、こちらも見応え十分だ。モノマネショーでこんなに気分が高揚するかと感じるほどの満足感を得られる、あっという間の2時間だった。
改めてPrinceファンには強くおススメしたい。
最後に、チケット購入に際して注意点があるので書き記しておく。
私の場合ShowTickets.comというサイトで手続きしたが、取り扱いサイトは複数あり時間限定でディスカウントしているサイトもあるようなので、その時の状況で適宜選べば良いだろう。
ShowTickets.comのサイトでは支払い方法を選択する際にPayPalを指定すると、必要は情報は全てPayPalから引き込まれ楽だった。
confirmation numberやorder summaryが表示される支払完了画面は、ハードコピーを取得しておこう。
Paypalからもconfirmation mailが届くが、PayPalのtransaction numberしか記載されていない。
当日、会場の入口で、もぎりのスタッフにスマホのハードコピー画面を見せるとpaper ticketが必要とのことで、box officeの場所を教えてもらう。
そういえば歩いてくる途中にチケットのbox officeが幾つもあったことを思い出し、ホテルを出て指示通りの道順で歩こうとしても辿り着かない。
不安を感じたので歩いてくる途中にあったbox officeに行って話をすると、そこではPrince Tribute Showの取り扱いはしていないという。
自分の置かれている状況を話し続けていると、奥から知ってそうなスタッフが出てきてくれて、多分Tropicanaの中にあるはずだからそこに行くべきとのことだったので、礼を言い再度Tropicanaのショー会場へ向かう。
会場入口のもぎりのスタッフに、外に出て歩いたがbox officeが見つからなかった、このホテルの中にあるのか聞くとyesの答え。どうやら私が早合点していたようだ。
親切にも一緒に行くよと言ってくれたのでその言葉に甘える。
恐らく建物の外を30分は歩いたと思うが、建物内の正しい場所はショー会場から歩いて1分。
オンラインで手続きすれば全て完了というわけではないので注意しておこう。
なお、box officeのIDチェックではパスポートが必要なので携帯していくこと。
住所:3801 Las Vegas Blvd S, Las Vegas, NV 89109
URL:https://purplereign.net