Pulled Porkはアメリカ南東部伝統のbarbeque料理で、低温で長時間ローストしてホロホロになった豚の肩肉をフォークで引っ掻きbarbeque sauceをかけたもの。
Las Vegasの The LINQ PromonadeのVirgil’s Real BBQでは、本場の地名を冠したCarolina Pulled Porkを使ったメニューが幾つかある。
この日はランチタイムに入店し、Carolina Pulled Pork Sandwichをオーダー、Magic Hat Brewing Company製造のオリジナルビール Virgil’s Aleを飲みながら料理を待つことにする。天井の高い店内はカジュアルな雰囲気。
Rolling StonesやBlues Rockが店内に響く中、日中40度超のLas Vegasで飲むランチビールは本当に爽快だ。
しばらくするとCarolina Pulled Pork Sandwichが到着。付け合わせには直径10cm弱のボール皿が2つ、甘酸っぱいcoleslaw、皮付きポテトを乱切りにしてマヨネーズで和えたポテトサラダが盛り付けられている。
Pulled Porkは甘過ぎず程よいビター感も感じる濃厚なbarbeque sauceがかけられ、バンズにはmustard slawが塗られているので、シンプルに見えながら複雑な味が印象的。
Pulled Porkは大量に盛られているが非常に柔らく、躊躇なく口に運んで噛り付く。
付け合わせもそこそこのボリューム感だったので、完食時には満腹状態だったが、周りのテーブルを見てみると、女性や子供が自分よりも量の多い料理を涼しい顔で食べている。
内臓の造りが日本人とは違うのだろうと実感。