Balti Jaama Turgの北側のドアを抜け少し歩くと、道路沿いに連なる建物は旧市街とは違った雰囲気。
旧市街の建物が石でできているのに対してこちらは木造で、それなりの築年数を経ているであろうレトロさが印象的だ。
Boheemの店構えもそんな感じなのだが、建物が2つに分かれている。
ひとつはカフェ、もうひとつはピザ屋のようで、小腹が空いていたこともありピザ屋に入った。Cozyな店内は満席に見えたが、一つだけ空いていた小さなテーブルに通してもらえた。
ピザのサイズは直径30cm程とのことで、一人で食べるならあっさりしたものが良いだろうと思って十数種類はある中からBiancoをオーダー。
具材はバジル、パイナップル、ブルーチーズのみ、ソースレスでシンプルそのものだ。生地は薄くクリスピーなミラノ風ピザで、エストニア名物のシードルと一緒にいただいた。
かなり軽い食感だった一方で、パイナップルの甘さとシードルの甘さがバッティングした印象もあり、飲み物をビールにするか、ピザを塩っ気のあるものにした方が良かったかもしれない。
ラザニアかグラタンか、深さのある器に入った料理を食べている人が割と多く、ピザと同じく名物料理なのだろう。
店員の接客も含めて、気取りのないカジュアルな店だった。