宿泊していたCity Hearts Apartment Hotelから5分程度のRed Emperor Barというロックバーで、Raamatukoi Grammofonの店長から紹介を受けたFrotee Recordsの関係者と会った。
タリンの中古レコードならココ Raamatukoi Grammofon
日曜日にロック愛好家が集うレコードフェアが開催されており、Fortee Recordsも出店するというので訪れた。大きくはない店内に出店サイドは15-20人くらいか。
コミュニティーがあるのだろう、楽しそうにビールを飲みながら語り合うロッカー達50人位はいただろうか。
その中で繊細そうなメガネをかけた、少し違う雰囲気を醸し出しているがFortee RecordsのMartin氏だった。
感謝を述べ好みの音楽をいろいろ話し、Raamatukoi Grammofonで買えなかったレコードを何枚もレコードバッグから出してもらう。
Fortee Recordsの音源の発掘とリリースを担当する本人から内容の解説を受けるのは貴重な体験だ。
Raamatukoi Grammofonの店長からは、少しシャイな人だよと聞いてきたが、こちらの英語のレベルに合わせて丁寧に話す優しさが印象的だった。
欠品カタログは夏に再プレスする予定なども聞けたし、嬉しいサプライズもあり、思い出深い時間となった。
そのMartin氏からVinylのリイシューが好きなら、ということで教えてもらったのがBiit Me Recordsだ。タリン旧市街地のメインストリートにあるEstonian House(Eesti Esindus Tallinnas)という土産店の傍を、少し奥に入った2FにBiit Me Recordsはある。
店に入ると、Raamatukoi Grammofonとは対象的なガランとした天井の高いスペースが印象的。店員さんとFortee Recordsや好みの音楽の話をすると、おすすめを何種類も出してくれる。
客がその時は私一人だったからか、店のメインスピーカーで試聴させてもらい、その中から3種類購入。
また、エストニアのアナログレコード史をレコードジャケットで紹介する分厚いヴィジュアル本があったので、これも購入。
これはエストニアでしか買えない本ではなかろうか。
何でもデジタルでダウンロードできる時代だが、そこに行かなければ手にすることができないものも結構あるのだ。