京王新線初台駅の階段を登り、甲州街道沿いを新宿方面にしばらく歩いて到着。
東京では珍しいウイグル料理のレストラン、Silkroad Tarim。
Brutus、Dancyuなどの雑誌やテレビでも紹介されたこともあるらしい。
20時過ぎに予約なしで入店するとほぼ満員で、店内はすごい活気。
その文化と歴史から、イスラム的なものと中国的なものがどうミックスされて出てくるか想像しながら、キンキンに冷えた生ビールとお通しで料理を待つ。
まずはウイグル語でPURCHAQ UYUTMISI HAMSEI、日本語では湯葉のサラダと書いてある。
実際は、豆腐干絲を辣油で和えた料理かな。
辣油といっても辛さは極めて控えめで味付けもほどほど。さっぱり食べれるサラダだった。
大と中があって、中サイズで480円。
次はこちらの名物、ウイグル語でZIH KAWAP(シシカワプ)。いわゆるシシカバブ、羊肉の串焼きだ。
日本の焼き鳥と同じ位のサイズで一本200円。
焼き加減が最高で、スパイスが良いアクセントになっている。
何本でも食べられそうだ。
最後はウイグル語でTARIM LEGHMEN、このお店特製の手延べ麺、ラグメン。
ラグメンはシルクロードを東に伝わりラーメンに、西に伝わりパスタになったといわれる現代麺料理の祖先。
3000年の歴史があるという。
非常にコシがあり、食べ応え十分。
ラム肉、パプリカ、玉ねぎ、キクラゲを少量のスープでいためたものを麺にかけて食べる。
これもほど良い控えめな味付けでいくらでも食べられそうだ。
大と中があって、中サイズで980円。
メニューリストを見ると、まだまだ美味しそうなものがたくさんある。
中国というより、中東に近い感覚の料理が多そう。
アゼルバイジャンで食べた料理を思い出した。
また訪れたい。