Chaweng Beachの北側にあるホテルから、大型ショッピングモールのCentral Festivalまで向かう無料バスがあった。

Central FestivalにあるTops Marketを見物しようと14時発のバスに乗る。

10分程で到着し早速入店して見て回ると、非常に広く品揃えも豊富で、タイローカルの食材のほかにも日本をはじめ海外の食材も多数扱われているようだ。

端から端まで見て回ると1時間近く経過してしまった。

昼食を食べておらずお腹が減ったので、徒歩１分程度の場所にあるレストランに入った。

インド人が営むインド料理のお店だ。

スターターにはSea Food Soup（写真左上）。

ミックススパイスが使われているが辛さはなく優しい味。

サラサラしたスープで、底のほうに柔らかい食感を残したエビやイカなどのシーフードが沈んでいる。

写真右上はTandoori Squid。

ヨーグルト、ライム、ミックススパイスでマリネしたイカをタンドールで焼いたもの。

パンチのある味ではないが、キンキンに冷えたビールのおつまみによく合う。

カレーはButter Chicken、Lamb Korma。

双方ともとろっとした優しい甘みを感じる北インドの名物カレー。

Lamb Kormaには大きめにカットされた柔らかいラム肉がゴロゴロ入っていて食べ応えあり。

Butter Chickenも「これが食べたかった」と思わせる、外しのない一品。

グローバル時代と言われる現在、世界中で世界各国の料理が食べられる。

歴史を紐解けば、現代の北インド料理も元々はムガール帝国が持ち込んだ外国料理だし、人が移動すればそこに文化も持ち込まれる。

タイのリゾートアイランドに北インド料理店が何の違和感なく溶け込み、現地の食材を使って美味しい料理を提供するというのは、このような歴史の延長線上にあり、人類の営みそのものなのだと感じたりする。