マカオ最終日、バスでフェリーターミナルへ向かう。
Hotel Lisboaから出発するフリーのシャトルバスでも良かったが、MACAU Passに残高が多少あったので公共バスに乗った。
中心地であるセドナ広場からフェリーターミナルまでは2.5km程度、よく比較される世田谷区で置き換えると小田急の成城学園前から千歳船橋程の距離しかない。
ピカピカのHotel Wynn MacauやMGM Macauを眺めながら城市日大馬路を南下し、海岸沿いに続く孫逸仙大馬路を気持ちよく進む。
バスの路線番号は忘れてしまったが、渋滞のストレスもなく、景色も楽しめる中々のドライブコースだった。
終点のフェリーターミナルに到着後、行きと同じく当日チケットを購入するためエスカレーターで2Fチケットカウンターへ向かう。
チケットカウンターはガラガラで、待つことなく14:15発のチケットを13:54に発券してもらった。行きと違って出発まで20分も余裕がある。
料金はスタンダードで175HKD。行きよりも4ドル高いが、週末だから少し割増になっているのだろうか。
同じフロアに行き先毎に分かれたimmigration counterがあり、ここも殆ど並ばずに通過。
この後、座席番号のアサインを受け、座席番号がプリントされたシールをチケットに貼ってもらう。
乗船して程なく離岸したが、雨が降っていたこともありかなり揺れた。内臓がふわっと浮くような、ジェットコースターに乗っているような感覚が度々去来する。
日本では「船のコンコルド」と言われ海面から浮いて走るジェットフォイル選ぶことが多く、それと比べ乗り心地は雲泥の差だったが、冷静に考えれば値段相応というところだろう(よく調べると香港マカオ間でもジェットフォイルはあるようだが、値段は私が乗ったスタンダードの凡そ15倍)。
また往路では殆ど感じなかったのだが、冷房が恐ろしく効いており非常に寒かった。
上着をバッグから出さずにはいられないレベルで、下船後は生暖かい湿った空気が逆に心地よく感じた位だ。