世界のあちこちを旅行すると、ICカードの利便性を実感することが多い。
ICカードがあるだけでUXの悪い券売機との格闘、普段使わない現金をカウントしなければならない手間、言葉が通じない場所でお釣りの正しさを気にする煩わしさなどから解放されるのだ。
余分なストレスを溜めないというのは重要で、2-3日しかいない街でもICカードがあれば必ず買う。
ここマカオでもMACAU PassというICカードがあるので購入した。
公共バス、コンビニ、Royal Supermarketなど小銭が必要な場所で使えて便利だ。
ただ、購入に際して何点か気になったことがある。
私は香港からフェリーでマカオに移動したのだが、下船したマカオのフェリーターミナルでは販売していなかった。
世界中の大抵の都市では海外から到着した場所で購入できることが多いのだが。
フリーのシャトルバスで街中まで行くこともできるが、公共バスも発着しているのでICカードがないと不便を感じる旅行客もいるだろう。
次に正規販売店と言われるコンビニでの出来事。
MACAU Passのホームページにはセブンイレブンで取り扱っているとあったが、実際に足を運ぶと売っていないと言われた。
セブンイレブンの店員は英語が通じず身振り手振りでやり取りしただけなので、品切れなのか、取り扱いがないのか確認できなかったが、二つの店舗で続けて同じ状況だった。
その後立ち寄ったサークルKには英語が通じるフレンドリーな店員がいて無事に購入できたが、正規販売店でなかなか入手できないというのはストレスが溜まるものだ。
ストレスから解放される目的で探し求めていたので、余計にそう感じたのかもしれない。