海外渡航時にどこで両替すべきかを気にする人が多いが、マカオのようなモダンな街なら基本的にクレジットカードが使えるし、マカオの独自ルールだが香港ドルが使えるし、マカオ・パタカ (MOP)を所持していなくても問題ない。
私の場合、香港ドルの所持が少額で早々に使い切ってしまい、結局マカオの街中にあるATMでMOPをキャッシングしたが。
ホテルの横にあった中国銀行のATMで多少の余裕も見込んで500MOP、日本円で約7000円だけ引き出した。
両替所よりもキャッシングのほうが圧倒的に安いそうだが、両替にかかる人件費がITや機械で無人化されているのだから、当然といえば当然だろう。
現金はローカルの食堂やベーカリーでの支払い、MACAU Passのトップアップ、お金を使い切るためのスーパーでの支払い、合計5-6回くらいしか出番はなかった。
世界各所で現金を使う機会が減っていくことは間違いない。カジノのエコシステムでは別かもしれないが。
以前に行った深圳では老夫婦だけでやっている古びた食堂でもキャッシュレスが浸透しており、日本でチャージしたWeChatだけ過ごすことができた。
Line PayやPay Payが台頭してきた日本も、2018年はQRコード決済元年といえる年だったのではないだろうか。
チップ文化のある国や、電子決済インフラへの投資が不十分な国以外は、どんどんそうなっていくのだろう。