Gontran Cherrier Bakeryはフランス人のGontran Cherrierが手がけるboulangerieで、少し前までベイクルーズグループとの提携のもと日本でも営業していたが、2017年に全面撤退した。
宮益坂の交差点や、新宿サザンテラス、自由が丘、日本橋、福岡、名古屋、仙台といったように全国各地で出店していたがライセンスの有効期限を迎えたということだろう。
最近ではシンガポールや韓国にも出店しているが、台湾でも忠孝、 板橋、 松山、台湾桃園国際空港に店を構えており、アジア圏でのビジネス展開に積極的のようだ。
台湾のGontranにいくと日本でベイクルーズが手がけていたオシャレ感はなく、むしろ清潔で素朴なお店のような雰囲気でその違いに驚いた。
やはりクロワッサンはフラッグシップメニューのようだったが、台湾にはデニッシュ形式でscallions(ネギ)をトッピングした蔥可頌なるメニューがありひとつ購入。台湾には「蔥花鹹餅(ネギパン)」という定番の惣菜パンがあるが、パン部分をゴントランのクロワッサン生地のデニッシュでリプレイスしたようなイメージだろうか。
ネギの下はホワイトソースが塗られており鉄板の組み合わせ、ひとつ確か35台湾ドル。
日本で営業していた時も、ゴントラン流メロンパン、カレーパン、明太子や味噌を使ったメニューを手掛けていたことから察するに、台湾でもご当地メニュー的なものを提供しているということだろう。